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私たちのとりくみ

日立ゆうあんどあいの取り組みを紹介します

アビリンピックへの参加

全国障害者技能競技大会(通称:アビリンピック)とは、障がいのある方が技能労働者として日頃培った技能を競い合う大会のことです。その名称は「アビリティ(技能)」と「オリンピック」を組み合わせた造語で、障がい者の職業能力の向上を図ることを目的としています。また、企業や社会一般の人々に障がいのある方への理解を深め、雇用促進を図ることも重要な目的として開催されています。
日立ゆうあんどあいでは、毎年、地方大会から参加し、そこで金賞を受賞した者のみが参加できる全国大会にも出場しています。出場する選手は職場推薦、本人希望の中から選出され、大会当日の約3か月前から午前中はお仕事、午後は大会に備えた訓練を行います。

選手インタビュー

チャレンジの広がりと、自分自身の成長を感じています
庶務補助 T.O.さん
入社年:2018年

【挑戦のきっかけ】新しい経験で自分の幅を広げたい

私は普段、庶務補助としてオフィスの清掃と消耗品の補充・管理の業務を行っています。アビリンピックには以前から興味を持っていましたが、本格的に参加してみたいと思い始めたのは、県大会にビルクリーニング部門で出場する先輩社員の練習風景を見てからのことです。普段の仕事の技能を、より高いレベルで追求している姿に刺激を受けました。
翌年、オフィスアシスタント部門で出場してみませんかと声をかけていただいたときには、日頃の庶務補助の業務とは異なりましたが、経験を広げるまたとない機会になると考え、ぜひチャレンジさせてくださいと返事をしました。

【練習を重ねて本番へ】「練習第一」が実り、全国大会へ進出しました

大会に向けて業務時間の一部を活用して競技の練習をスタートしました。私が参加したオフィスアシスタント部門では、ラベル貼りや文書の折り作業、封入作業などを、決められた時間内に作業品質を考えて正確に行う技能を競うものです。普段の業務と違うこともあり、技能競技に詳しい指導員さんの助言を受けながら効率よくできるように工夫し、本番と同じ時間内にミスなく丁寧に作業を完了させることを意識して練習に取り組みました。練習を重ねれば重ねるほど作業の精度が上がっていく感覚は私にとって新しく貴重な体験で、何事も「練習第一」だと実感しました。

県大会当日は、練習の成果を出すために集中するのに精一杯で、緊張する暇もないほどでした。本番で実力を発揮できた手応えはあったものの、金賞で自分の名前が呼ばれたときは信じられず、うれしさより驚きの気持ちのほうが強かったです。
全国大会では開催地に遠征し、47都道府県の代表の一人として熱気あふれる大きな舞台に立てたことは言葉では言い表せない特別な経験でした。競技では入賞を果たせませんでしたが、普段あまり遠出をしない私にとって、指導員の方と一緒に開催地のおいしいものを味わったことも忘れられない思い出になりました。

【挑戦の先の未来】普段の仕事に取り組む意識も高まりました

私の全国大会出場が社内に伝えられ、大会後は声をかけていただくことが増えました。多くの方がアビリンピックに関心を持つ機会になり、中には自分もチャレンジしてみたいという広がりもあることがうれしいです。私自身も、もしまた機会をいただければ、今度はビルクリーニング部門で出場できたらと思い、日々のオフィス清掃の業務の中でも技能向上をめざして、一つひとつの作業を意識的に行うようにしています。
そして、大会に向けて指導してくださった方々、練習の間、私の分の仕事をカバーしてくれた社員の皆さん、多くの人たちの支えに心から感謝しています。

近年の成績一覧(2020年以降)

年度 部門 地方大会 全国大会
神奈川県 東京都 愛知県 茨城県
2025年 ビルクリーニング部門 金賞 出場 - 銅賞 -
オフィスアシスタント部門 出場 出場 出場 - 出場
2024年 ビルクリーニング部門 - 出場 銀賞 銀賞 銀賞
オフィスアシスタント部門 金賞・努力賞 出場 - - 出場
2023年 ビルクリーニング部門 金賞・銀賞 出場 銀賞 銀賞 銀賞
オフィスアシスタント部門 金賞 出場 - - 銀賞
2022年 ビルクリーニング部門 金賞・努力賞 出場 銀賞 努力賞 金賞
オフィスアシスタント部門 金賞・銀賞 銀賞 出場 - 出場
2021年 ビルクリーニング部門 金賞・銀賞 出場 - - 努力賞
オフィスアシスタント部門 金賞 金賞 出場 - 出場
2020年 ビルクリーニング部門 - 出場 - - -
オフィスアシスタント部門 - 努力賞 出場 銀賞 銀賞・銅賞

社会貢献(社外講演)

日立ゆうあんどあいは、一人でも多くの障がい者が安心してはたらける社会の実現をめざして、会社見学・職場体験・実習の受け入れを行っています。
また、社会貢献活動の一環として、外部関係機関からのご依頼による研修講師・発表なども積極的に対応しています。

2021年度〜2025年度の会社見学・職場体験・実習受入状況

2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
会社見学 12件 19件 28件 58件 53件
職場実習(体験) 75人 109人 57人 42人 56人
実務研修 15人 13人 25人 26人 8人

2022年度〜2024年度の障がいある社員による社外発表

卒業校の在校生や就労支援事業所、登録利用している福祉関係機関の利用者に向けて、働く先輩からの実体験などを発表しています。

2022年度 2023年度 2024年度
社員の社外発表 4件 6件 7件

外部関係機関ご依頼による講師・発表対応状況

日立ゆうあんどあいの取り組みや、障がいのある方がはたらくために必要なこと、障がい者雇用を進めるうえでのポイントなど、様々な研修や会合場面に登壇してお話ししています。

対象 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
学校関係 - 3件 1件 2件 2件
支援機関 2件 1件 2件 1件 -
企業団体 - - 1件 2件 -
その他 1件 1件 - - -

資格取得の推奨

日立ゆうあんどあいは、障がいある社員が安心・安定してはたらき続けるために必要な知識・スキルを習得するため、様々な学びの機会を設け、資格取得を推奨しています。

資格内容 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
企業在籍型ジョブコーチ 2人 1人 1人 2人 7人
職業生活相談員 6人 11人 22人 21人 9人
精神・発達障がい者しごとサポーター 7人 11人 3人 121人 22人

2026年1月現在の資格所持者

資格内容 所有者数
社会福祉士 4人
精神保健福祉士 7人
企業在籍型ジョブコーチ 32人

社内表彰

日立ゆうあんどあいは、はたらく社員のみなさんの様々なスポーツ活動や資格取得を応援しています。
卓球、陸上、水泳など、スポーツ分野で活躍して一定の成果を出した社員や各種資格を取得した社員を賞賛する社内表彰制度があります。

2023年度〜2024年度のスポーツ活躍状況

年度 出場競技・結果
2024 スペシャルオリンピックス冬季世界大会・トリノ フィギュアスケート レベル4金メダル受賞
日本知的障害者選手権(25m)水泳競技大会 知青A 男子100m個人メドレー第1位
日本パラ水泳選手権大会 50M自由形 女子S8クラス 銀メダル
全国障害者スポーツ大会 ソーシャルフットボール競技参加
2023 特別全国障害者スポーツ大会 卓球競技参加
特別全国障害者スポーツ大会 フライングディスク ディスタンス/メンズ・ディスタンディング2位
特別全国障害者スポーツ大会 陸上競技 200m競走 3位/100m競走 1位
日本パラ水泳大会 100m背泳ぎ3位/50m自由形4位

2023年度〜2024年度の検定・資格取得状況

年度 各種検定・資格取得状況
2024 ITパスポート
Microsoft Office Specialist Excel365 Expert
2023 Microsoft Office Specialist Excel 2019
Microsoft Office Specialist Excel 2019
日本語検定 準3級

新たな職域開拓

新規事業へのとりくみ

日立ゆうあんどあいでは、障がいがある社員のための職域拡大の一環で新規事業にチャレンジしています。
例えば2026年4月からスタートする事業として、観葉植物で、日立グループのオフィスの就業環境の向上に貢献する「グリーン事業」があげられます。社員は、植物の生育や運搬などの業務に従事します。